"中日視野下的魯迅”国際學術研討會
 於:厦門大学・人文学院 
                                                      
2009年9月22日~27日
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発表の準備

学会で発表するためには 新発見のものでなければならない。いくつかの新資料を発見してそれを手にしながらも、どのように発表するか構想はできあがっていなかった。 

しかし、厦門へは早く発表の意志を伝えねばならない。とりあえず黄喬生氏から聞いていた厦門大学に、2人参加、宿泊は2部屋必要とmailを送ると、すぐに「あなたは誰ですか」と返信があった。

失礼な、と思うよりも大事な学会を取り仕切る責任感が感じられた。それにしても「お前は何者だ」と問うこの唐琰という人はどういう人だろう。行って会うのが楽しみになった。

500字の要旨を送れと連絡が来たから、日本語で書いた500字を劉国彬氏に依頼して漢語に直してもらい、それを厦門に送った。8月に入ると、まだ要旨を提出しない参加者がいるらしく催促のmailが回り、次いで私のところには、8月15日までに英語文を送れと言ってきた。500字の日本語を辞書とアルクのサイトを引きながら英語に直し、nativeの人に見てもらおうと、今はアメリカに帰ったcarol女士に送った。gmailとhotmailの両方のアドレスに送ったが、返事はなかった。結局英語は田中久男氏のお世話になった。稚拙で間違いだらけの英語は、たちどころに高雅な英文になって返って来た。