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「義門」の前に設えられた木製舞台に上がり、記念撮影をする中国三国演義学会会長劉世コ(右)と副会長胡世厚(左)。
カメラを構えて撮影するのは、龍歩根(中国三国演義学会会員、杭州市建築工程学会理事、富陽市名人名勝研究会顧問、富陽市富春江詩社社員、富陽市歴史学会会員)
二人に敬意を払ってか、この後舞台に上がる人はいなかった。
義門の前の丸太は、建築資材。右奥では四人の大工が古風な細工を施した木枠を作っていた。観光用の建造物らしい。
「卵石」を敷きつめる工事も併せて行われていた。
来訪者を迎えるようにこの龍門鎮の鎮長が顔を見せていた。 |
上の「義門」という二文字は、富陽の知県、奚朴が明嘉靖23年に題書したことが判明している。従ってこの建物が明建築であることは疑いがない。
バス二台に分乗して訪問した学者に説明する女性導遊は、孫氏の末裔。 |
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龍門橋の上で記念撮影する王枝忠教授。右の二人の男性は、橋の上で憩う龍門鎮の人。二人は遠慮してカメラに写らない所まで離れようとしたが、動かないでどうぞ、と言うと、この表情。 |
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龍門橋の左右の欄干にもたれている人々は、この村の住人。橋の真ん中を歩く人々はこの古鎮を訪れた学者。
右側で欄干にもたれる白いシャツの男性は、上の写真の腕組みする白いシャツの男性と同一人物。
私がこの写真を撮影した後、橋の中央で上の写真を撮影した、という順序です。 |
龍門の前で記念撮影する、沈伯俊四川省社会科学院文学研究所所長(左)。氏は三国演義の第一人者で著書も多数。1946年生まれ。 |
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「卵石」を敷き詰めた広場。この角を右に曲がると、この頁一番上の写真、「義門」に出る。
石造りの古い建物には今も人の生活がある。 |
石積みの壁、「卵石」の道、狭い路地。
龍門古鎮の典型的な風景を行く。
左の赤い服の女性は、富陽電視台の取材スタッフ。報道関係者はいずこの国でも、インタビューの言葉が簡潔でポイントを突いている。私もカメラの前で「龍門の良さはどこにあるか」「三国演義は好きか」「龍門に何を望むか」と、三分間ほど取材された。
同行中はメガネをかけていたが、カメラの前でインタビューする時は、メガネをはずした。メガネを取ると、急に、女優のような華やかな顔になった。 |
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