孫権の後裔が住む化竹村を訪れた三国演義学会の参加者。この村の80%の住民が孫権の子孫。
孫氏の家譜『富春雙溪孫氏宗譜』を調査。家譜は明の天啓六年刊で、現存するものとしては最古のもの。
右の老人は、孫氏57代の子孫、孫水良氏。
家譜は調査団が手にとって閲覧できるように机の上に置かれていた。のぞき込むのは、中国三国演義学会副会長、胡世厚。その右、背後に立つのは、会長の劉世栫i中国社会科学院文学研究所)。
家譜の別の版本。この画像は、許盤清に頼まれて撮影。許盤清は、南京から参加した出版者。『三国演義、三国志、対照本』江蘇古籍出版者1200頁や、『AutoCAD建築製図応用与技巧』人民郵電社出版531頁、他5冊の著作がある。
帰国後翌日、この画像を添付して許盤清に送る。
化竹村の孫権廟にて。全員が孫氏。右端が57代の子孫、孫氏。
上の4人を撮影していると、後3人が加わり、孫氏七翁が勢揃い。
孫氏の子孫の後ろに見える対聯は、これを見た兪汝捷(湖北省社会科学院文学所)によると、左右反対に掲げられていたという。またある対聯は、文字が上下反対になっていたものがあったという。そのようなことに気づく力は私にはなかった。
後で王枝忠先生に尋ねると、「その時私たちは、皆、間違いに気づいて、その話をしたのですよ」「この村を整備する時、学識者が加わっていなかったからでしょう」とのことでした。


80%が孫権の後裔という化竹村を訪ねて
2002. 11. 12