【中国事情】 看板の文字 誤字多し


2001年3月24日付け『陜西晩報』によると、看板や標識の文字に乱れがあると、目撃情報が多数。
ニュースの概略は次のようなものでした。

 今年1月1日に正式に施行された「国家通用語言文字法」は、公共の場所、看板広告、企業組織の名称に標準の文字を用いるように規定している。しかし、西安市ではそれを無視した文字が今なお使われている。
例えば、「副食」を「付食」、「録像」を「録相」。
こうした看板が、西大街で20カ所、東大街で10カ所、駅前広場で13カ所など。また民生商城、開元商城でも、
「礼盒」(進物)を「礼合」、「雪」を「ヨ」などと書いてあるのを目撃。
標準の文字を使うかどうかで、地域の文化文明度が分かるというもの。
小中学生にも悪影響なので、許してはならない。
 
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新聞には、たくさん誤字の例が挙がっているけれど、記者が挙げた誤字のはずの文字が、新華字典
に載っているのもあり、記者の推敲が足らなかったな、と思わせる記事でした。
それにしても 文字の乱れの話題は おもしろい。


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